パーソナルジムへ行こう

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去年からジムに通っている。
それも結構お月謝が高めのパーソナルジム、私一人のために先生がついてくれるタイプのジムだ。
私の体は堂々の肥満体。健康診断のたびに「運動してください」と言われる。
体重計は見たくない。食べることは好きなのにいつも罪悪感を感じながら食べている。
これじゃいかんということは重々承知していた。
それならばとウォーキングをしていたこともあった。
調子に乗って歩き続けて足底腱膜炎になってしまった。
おかげで長時間歩くと確実に足をやられる。
24時間ジムに申し込んだこともあった。
この時も行く行く詐欺で結局ほとんど行かずに退会した。
退会まで年単位がかかった。
やっぱり私はジムは向かないんだ・・・そう思っていた。

娘はもう2年ほどパーソナルジムに通っている。
ビフォーアフターを見ると確実に体形が変わっている。
「お母さんもいってみたら?」
お月謝を聞いて二の足をふんだ。さすがに月にそれは・・・難しい。
「でも、歳を取ったら病気になるよ。今ジムにお金を払って元気になるか、歳をとってから病院にお金を払うか、だよ」
そう言われたら確かにそうだ。
もう若いわけではないけど、これからも元気に過ごすには体力づくりが必要だ。
何よりこの大きく膨れ上がった体をどうにかしたい。
周りには膝をやられると言われる。
多分膝はやられないけど、足首と足の裏がやられそうだ。
娘の勧めで私も同じパーソナルジムに通うことにした。

今もう半年ほど頑張って通っている、
先生はかわいい女性で、かわいいのにかなりのドSだと思う。
へたっている私のにやりと笑いながら「もう一回やりましょか」
心の中の私は叫ぶ。もう無理だ!!
しかし私の口から出るのはヘロヘロな「はい」という返事だけである。
「ぐおぉぉぉ」「うぎゃ!」「ふんっ!!!」さまざまな声を出しながら言われたポーズをとる。
さすがはプロで、私の辛い瞬間の少し上を狙ってくる。
私もかぶりついていくのだけど、今回は特にハードだった。
「明日は筋肉痛がでてきますよぉ」
と言われたが、その日の帰りの地下鉄へ降りる階段が怖くなるほどのカクカクっぷりだった。

筋肉痛はご褒美。
筋トレ民はそういうらしい。
聞いたときは笑ってしまったのだが、今ではその気持ちがよくわかる。
今は本当に「筋肉痛はご褒美」だ。
ご褒美がないと少しがっかりする。
それを考えると階段を下りるのにも生まれたての小鹿のようにガクガクしていたあの時は至福の時間だった。
運動嫌いのこの私がこんな気持ちになるとは。
自分でもマインドの変化にびっくりである。
今年の夏は少し体が締まってくれるといいんだけど・・・。

さあ、明日もまたジムだ!
頑張ってこよう!

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