車中泊をすると食事は弁当か外食、寝るところは車の中、そしてお風呂は銭湯や温泉となります。
今回はその中のお風呂にスポットをあてたいと思います。
車中泊のお風呂事情
もちろん、車中泊をするときもお風呂に入りたいと思います。特に夏はお風呂なしではやっていけません。
ですから食事をするところと同じくらいお風呂は重要です。
また、日本は温泉の国。行く先々で温泉を探すのも一つの楽しみだったりします。
この地域を回ろうと決めたら、どこの温泉に行こうかと探すのも大変ながら面白いものです。
私は温泉や銭湯をさがすアプリを二つ三つ入れていていろいろな方法でいい湯を探します。
口コミを見たり、写真を見たり、設備を見たりしているとなんだか自分を呼んでいるお風呂がわかってくるのです。
お風呂の種類
個人的にお風呂には３つの種類があると思っています。どこと出会うかは、これはもう運命とでもいいましょうか。
お風呂運はそう悪くないので、どこでも楽しいと思ってしまいます。
温泉
一つ目は温泉です。
日本は温泉大国なので温泉がない地域はありません。
どんなところにも温泉は必ずと言ってもいいほどあります。
ただ、温泉となると必ず入れるとは限りません。
ホテル付の温泉だと日帰り入浴をしていないところも結構あります。
アプリで調べて日帰り入浴をしていないホテルはもちろんですが、やっぱりホテルの温泉は行きにくいなあと思ってしまいます。
なので単体で温泉のところを探します。
銭湯
二つ目は銭湯です。
これはかなり数が少ないかと思うのですが、それでも街中で生き残っていてくれています。
銭湯になると設備が古くなったり、シャンプーとかがおいてないところが多いですね。
私はおいてあればそれを使いますが、基本的に洗顔料などを含め持ち込むタイプなのでそんなに不便ではありません。
また設備は古くても味があり、決して汚いわけではなので気持ちよく使わせてもらいます。
常連の方々の話が耳に入ることもあって、それもまた楽しいものです。
その他のお風呂
銭湯なんだけど・・・温泉なんだけど・・・それに含めるのもなんか違う。
町営の保養施設やスーパー銭湯などがここに位置します。
町営の保養施設は５００円前後で使えるところが多く、大変人気が高い施設です。
住民への福利厚生のためのでもあるのか、とても豪華な施設であるところもあれば簡易なお風呂だけというところもあります。
特徴はやっぱりお値段が安くてさっと入れるところでしょうか。
また、スーパー銭湯もなかなかいいものです。
HPなどで調べてみるとタオルなどが付いている手ぶらプランがあるところが多く、事前決済もできたりします。
本気で着替えだけ持っていけばいいという感じです。
お値段はちょっと高め、でしょうか。ただ、手ぶらで行って食事までついて２０００円ほどだったらとってもお得だと思ってしまいます。
そしてこのスーパー銭湯は施設が大変充実していて、漫画が読めたりリラックスして休めたり、いろいろなお風呂があったりととても楽しい所です。
私の体験談
私のお風呂体験をいくつかご紹介しましょう。
入れなかったらどうしよう・・・
ある車中泊の時です。近くにはいろいろなお風呂がありましたが、ホテルについている場所が多くどうしようかなあと悩んでいた時でした。
いくつか見て、まあこのスーパー銭湯にいってみようかと決めて車を走らせました。
ところがなかなか見つかりません。よくよく見てみると、なんとお休みで看板がついていなかったのです。
まさかスーパー銭湯が休みだとは思っておらず、慌てて他を当たったことがあります。
その地域はホテルについている温泉が多く、どれも帯に短したすきに長し。決定打に決めあぐねてしまいました。
その時は隣町まで広げて探しました。車を１０分走らせたら別の温泉があることがわかり、入ることができました。
どこにあるのかな？
もう日もとっぷり暮れて、さてお風呂探しとアプリを開きました。
思ったより遠くまでこれたので予定していた場所ではないところで宿泊することになったのです。
お風呂を探すのですが、そこは有名な温泉地に近くいっぱいありすぎてどれがいいのかわからない・・・。
もういくつか目当てにしていたところにしようかなと思いながら探していると、口コミが抜群の温泉が！！！
簡易宿泊所も兼ねているところのようですが、温泉に絶賛の嵐が吹きまくっています。
ちょっと走らなければいけませんが、まあ行ってみようと車を走らせました。
道はどんどん細くなり、夜なので周りは見えず、道があっているのかさえ分からなくなりそうな場所にナビは連れていきます。
このままいくとどこかのお宅の庭先に着くんじゃないの？
そう不安に思い始めたその時、その温泉が突然現れました。
私は駐車場に車を停めてそのお風呂に恐る恐る入りにいきました。
すごく単純なお風呂でした。浴槽が一つと洗い場のみ。女風呂は人もいない・・・。
うーん、失敗したかな？そう思いながら入ったのですが。
もう最高でした。あの口コミは間違いではありませんでした。
２時間ほどかけてゆっくりお風呂につかりました。
そして、そこは私のお気に入りのお風呂になりました（遠すぎてなかなか行けないけど）
お風呂の選び方
基本的には寝る場所の近くで選びます。
道の駅に付いていればそこで入りますし、できるだけ近い所を探します。
次にできれば町営の保養施設を探します。お値段は安く（３００円～５００円程度）で設備も整っているからです。
お弁当や外食の目当てがないのであれば食事ができるとこがついていればなおいいです。
ただ、保養施設はとにかく人が多いので、そこはもう気にしないことにしています。
お風呂の種類、露天風呂の有無、設備や備品などはあまり気にしません。
私は視力が悪く眼鏡をしているのでお風呂ではいろいろな種類があってもわからないのです。
段差があれば怖いので恐る恐る歩きますし、汗を流すのが主な目的なのでお風呂の種類などはこだわりがありません。
また備品のシャンプーなどは本来自分に合ったものを使うのが一番で、持っていくことも多いです。
ついていればボディソープなどは使いますが、洗顔とトリートメントは自前のものを使います。
できるだけドライヤーはして帰ります。ただ、人が多く無理そうだったら諦めます。
寝るところの近くでできるだけ安いところ、口コミが良ければなおいい。こんなところでしょうか。
今後の車中泊のお風呂
実をいうと、いままでスーパー銭湯は避けてきました。理由は利用料の高さです。やはり１０００円近くするところが多く、うーんと二の足を踏んでいました。
ところがこないだ、はじめてスーパー銭湯を利用しました。
そして岩盤浴もしてみたのですが、これがめちゃくちゃいい！！
静かで温かく暗い空間に身を横たえ、究極のリラックス。
そりゃ寝ちゃうよね。
暑くなりすぎたら出て、リクライニングの椅子でまたまたリラックス。
漫画を読んでるひともいましたが、私はほへ～とぼーーーっとする時間にあてました。
やばい！完全にはまっている。
もう、スーパー銭湯でお風呂と岩盤浴とリラックスとご飯。全部できちゃうのはたまりません。
次の車中泊でも一回はスーパー銭湯に行こうと思っています。
お風呂は楽し
いかがだったでしょうか。
普段でもちょっとドライブの帰りにお風呂に入ってからかえろうといくつかお気に入りのお風呂を見つけてあります。
ほんとはお風呂はいったらそのままゆっくりしたいという気持ちはあるんですが・・・。
これからもいろんなお風呂に入っていこうと思います。
