下呂温泉旅行を計画したはいいけれど、車が壊れ私の腰が壊れ・・・。
それでも私は下呂温泉に向かうのでした。
18きっぷで出発
同行する娘はあまりいい顔をしなかったのですが、交通手段は18きっぷで!
ということで大阪駅を出発しました。18きっぷに二人分の日付印をおしてもらってまずは米原駅までです。
なんとか座れたので楽ちん・・・と言いたかったところですが、腰が痛い。
痛くない姿勢を探しながら座っていますが、じんわりと痛みが広がっていきます。
いやいや、これは気のせいと自分に言い聞かせながらなんとか米原駅に着きました。
18きっぷのころの米原駅は「米原ダッシュ」があるほどの人ごみです。
ふだんはそんなに混んでいない駅なので、いかにも異常事態。私と娘も人の流れに流されながら次の電車にのりました。
今度は座れませんでしたが、30分くらいでそんなに大変ではありません。
ただ、やはり腰が・・・。
私はあまり体を悪くすることがなく、痛みを感じることがないので痛み止めを持っていなかったのです。
娘が痛み止めを分けてくれました。
「薬はいややーーー」と言っていましたが、激痛には代えられません。
飲んでみるとあっという間に痛みが引きました。
岐阜で高山本線に乗り換えなのですが、岐阜駅でお昼を食べて薬局で痛み止めと湿布を購入しました。
高山本線でまた一苦労
高山本線はのんびりした山の中を走る電車です。
もちろん特急も走るのですが、私たちは18きっぱー。各駅停車でのんびり進むことにしました。
2時間ほどかかりますが、座ることもできたし眺めもすばらしいし楽しくおしゃべりしながら乗っていました。
ところが、下麻生駅のあたりだったか・・・途中で電車が止まったのです。
泊まった理由の案内放送がありました。
なんでも落石があって現在作業員が向かっているということでした。
ありゃりゃ。
落石であれば仕方がありません。ぶつからなかっただけよかったと思うべきでしょう。
落石は前兆がわかりずらいので、何かセンサーがあるようでした。
センサーの間違いということもあるし・・・とのんびり構えていました。
電車の中は少し暑く、駅に停まっていたので外に出る人もいたりしました。
私は薬でずいぶん楽にはなっていましたが、腰が痛かったりするので座席に座って待っていました。
・・・これがなかなか動かない・・・。
結局3時間近く電車の中で待つことになりました。
特急の中には運休になった便もあったようです。
途中から乗り込んできた人は5時間特急の中に閉じ込められたので、もう名古屋の方に行くのはやめて帰ることにしたと言っていました。
やっと動き出し、目途がついたころが旅館に着く時間でしたので、電話で遅れる旨を連絡しました。
キャンセルでもいいと言ってくださいましたが、帰る方が時間がかかるのでお世話になることを伝えました。
下呂温泉
なんとか下呂温泉に到着。旅館の方のご厚意で迎えにきていただきました。
私たちが選んだのはこじんまりとした温泉旅館。
お客は私たちだけだったようで、大変よくしていただきました。
ご飯も温泉も良くて本当にのんびりできました。
また行きたい!!と心から思う旅館でした。
下呂温泉ぶらぶら
二日目はチェックアウトしてしばらく下呂温泉をぶらぶらして回りました。
腰は相変わらず鈍痛がしますが、動けないことはありません。
下呂温泉は「ゲロ」という響きを蛙の鳴き声としてとらえ、かわいいカエルがあちこちにいる温泉になっていました。
泉質もいいし、街のあちこちに足湯も多いし、街の真ん中を川が流れているなどいかにも温泉街という風情です。
温泉博物館に行ったり、プリンを食べたり・・・ちょっとした観光を楽しむことができました。
帰りは特急で(泣)
「時間がかかるのはもう嫌だ!」
娘の強い主張で帰りは特急と新幹線に乗ることになりました。
気合はあったので私は18きっぷでもよかったのですが、腰も痛いしここはもうギブアップした方がいいと判断。
まあたまには特急に乗るのもわるくはありません。
名古屋まで特急ひだで、名古屋で遅めのお昼ご飯を食べてそれから新幹線でびゅーーーっと大阪まで帰ってきました。
行きは腰が痛かったり、落石で足止めをくったりと波乱含みでしたが、帰りは何もハプニングは起こらずすんなり帰ってこれました。
下呂温泉、腰は痛かったのですが、とっても楽しかったです。
また元気な時にいきたいなー。
腰は・・・結局2週間ほどずっと痛い状態で、治るまで時間がかかってしまいました。
やはり養生は大切ですね。