髪を染めにいきました

エッセイ
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ずいぶん白髪がのびてきたので気になって気になって・・・。少し間が開いてしまったのですが、美容院へ髪を染めにいってきました。

美容院へいつ行くか問題

私の髪は少し細くてヘナっとしている。
髪先が少しクルンとしているので、美容師さんには褒められる。
「これってパーマかけているんですか?」「いえ、別に・・・」とほぼ毎回聞かれる。
ちょうどいいクルンらしい。髪先に変化を付けられるからいいのだそうだ。
美容院へいついくか。これは大きな問題だ。
別に気にしなくてもいいのであればいいのだが、そういうわけにもいかない。
なかなか気になる白髪である。

白髪チェック

私が白髪チェックをするのは主にイオンモールである。
イオンモールのトイレ、ここが一番チェックしやすい。
鏡が大きく、頭上から照らしてくれるから見やすい。
手を洗ってふと顔を上げるとびっくりするときがある。
その時はびっくりするくらい髪の根元が白くなっているのだ。
もう、それが見えちゃうとだめだ。気になって気になって仕方がない。
私はけっこうマメに染めているのでどのくらいの白髪なのかわからない。
もしかしたらもう真っ白なのかもしれない。
もうちょっと年齢があがって仕事をやめて、田舎に戻ったら白髪はもう放置しようかとおもっているのだが、それまでは見苦しいので染めている。
見苦しいというのは染め出してしまったからだ。
染めなければ自然なのでそんなに見苦しくもならないと思うが、やはり染めてしまうと辞め時がわからない。
突然やめてしまったら、伸び方や目立ち方が貧乏くさくなってしまうのだ。
取り繕うわけではないが、やはり電車などに乗るのであればそこそこ見やすくしておかなければならない。
ということで、気になりだすともうどうしようもなくなるのだ。

さて、髪の色は

予約をして美容院に行くと、まずは色の相談になる。
私も最初から「とにかく白髪をどうにかして」というのが第一希望なのでそう伝える。
それを前提にさて、色をどうするかだ。
ブラウン、カーキなどが最近している色だ。特にカーキは評判がよかった。
ただ、私は冒険がしたい。
いつもと一緒のおちついた感じはどうにも飽きてしまったのだ。
本音をいえばド派手にしたい。オール金髪とか、真っ赤なんていうのもしてみたい。
しかしまあ、年も年だしそこは冗談交じりで美容師さんに伝えるだけにとどめる。
で、明るさもけっこう重要だ。
明るい色がいいのか暗めにするのか。
色がしっかり染まるのが暗め、伸びてきたときに目立ちにくいのが明るめ。
美容師さんは私の悩みやわがままに我慢強く付き合てくれる。
最終的には「がっつり青」と決まった。
今回はそんなにわかりにくいけど、重ねていきいつかは派手目の青にしようという計画にした。

至福の時間

美容師さんは手際よく髪に染料を置いていく。見事なまでに青い頭が出来上がった。
人間離れした様相である。
ちょっと見、テレビの安っぽいCMでみる宇宙人のようだ。
しばらく置いてシャンプーだ。
私が行っている美容院はシャンプーの椅子がフルフラットになる。
頭を洗ってもらいながらつい寝てしまうくらいリラックスして気持ちがいい。
いつも寝ないように、寝ないようにと気を張っているのだけど、どうしても眠くなってしまい声をかけられて慌ててしまうことがよくある。
トリートメントもしてもらい、本当に至福の時間である。

そのあとはドライヤーをかけて軽くブローしてもらって終わり。
鏡をのぞくときれいに髪が染まった自分がいた。
ちょっと色目が暗すぎたのか全体的に真っ黒になっている。
窓からの光が当たると「ん?色がある?」という感じで青が出てくる。
ちょっと若作りしちゃったかなと思ったが、決していやな気持にはならなかった。

やっぱり白髪がないほうがいい

髪の色のイメージは「森の奥の魔法使い」といった感じだ。
なんとなくミステリアスでとてもいい。
次回も渾身の青をやってもらおう。
そしてそのうち派手な青になるのだーーー。

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